美しい梅の一枚板でサイドテーブルを作りました。
皆様ご存知の梅の材は杏や山桜などとよく似ておりその木肌は緻密でとても手触りがよく、硬くて材としての粘り強さがあります。
古くから日本人に親しまれ万葉集では桜の40首を上回り、100首を超えるそうです。
なめらかな木肌で茶道具の高級材とし珍重されてきましたが流通量が少なく希少材として扱われてきました。
本材は1980年代に伐採された大きな梅の木です。乾燥・製材を経て木材倉庫で保管していたものを加工しました。
長い乾燥期間にも関わらず加工中はとても強く甘い良い香りがしました。残っていた樹皮は出来るだけ自然に仕上げ、滑らかな面とのコントラストを大切に製作しました。
鉄脚の先端はデザイン的に最小限の加工に留めていますが、床を保護する為のゴムキャップを無料でお付けします。シーンに合わせてご利用下さいませ。
樹種 梅
樹齢 不明
天板 オイルフィニッシュ
使用オイル オスモカウンタートップオイル
鉄脚 マットブラック
サイズ
たて 25cm
よこ 43cm
高さ 49cm
天板の厚さ 4.5cm
(±5mm程度の誤差はご容赦ください)
使用にあたっての注意
テーブルとしてのみご使用ください。
想定以上の荷重がかかると破損および事故につながる可能性があります。
樹皮の加工について
銘木一枚板の常識的には樹皮を剥ぎ取る加工が一般的ですが、作者の価値観により意図的に樹皮部分の加工を最小限に留めています。その上で必要な防汚措置を施していますが不自然にならない様にあえて残してある凹凸などがあります。取り扱いにはご注意ください。
各部の塗装について
テーブル天板はお手入れしやすいように防汚性、撥水性の高いドイツ製植物性オイル塗装を施しております。
環境最先進国ドイツであらゆる安全性を認められ乳幼児の玩具等への塗装に使用できる植物性オイルを使用しています。
テーブルとの付き合い方やライフスタイル・樹種などによってメンテナンス方法も異なるものと思います。お気軽にご相談ください。
経年による変化について
ウレタンやレジンの膜で覆ってしまえば変化を小さくする事は可能ですが、カラバではその様な施工は行なっていません。ご購入後に変形する可能性があることをご理解の上ご検討ください。
最高の銘木です。
長い年月を経て変化・変形が起きても十分お使いいただけます。
有償の補修加工も承っております。
天板につきましてウレタンやレジンの塗膜と違いご自身で出来る修繕の方法もございます。
お気軽にご相談くださいませ。
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